スズキのエネチャージとは

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スズキのエネチャージとは


エネチャージはスズキ スペーシア、ワゴンRなどに搭載されている減速エネルギー回生システムのことです。どういったシステムかというと、スズキのサイトで「ムダなガソリンを使わずにクルマの電力を作るしくみ」と説明されています。

発電のためにムダな燃料消費を抑えるため、低燃費に貢献するシステムで、発電に使うガソリンが減る分、燃費も節約できるのです。

回生発電のしくみ

エネチャージの場合、リチウムイオン電池を別に設けて回生発電の電力回収容量を確保しています。この回収した電力を電装品に使ったり、アイドリングストップ時の電力にしています。

通常のエンジン車は走行中にオルタネーターという発電機をガソリンで動かし充電しますが、エネチャージはオルタネーターを使わず、車が減速する時の惰性で走ろうとする走行エネルギーの一部をバッテリーに回して充電します。つまり普通の車は走行中にバッテリーに充電しますが、エネチャージでは基本的に走行中には充電しません。このため走行中に充電のために使う余計なガソリンが使用されないので、エネチャージで燃費が向上すると説明されています。

ちなみに回生発電のしくみは他のメーカーも取り入れていますが、マツダやホンダなどはリチウムイオン電池ではなく、スーパーキャパシタに充電する方式を採用しています。

燃費はどの程度削減するのか

走行中にオルタネーターに充電するのにガソリンを使わないことで、燃費を向上させるシステムを説明しましたが、実際どれくらいの燃費の違いがあるのでしょうか。一般的には、アイドリングストップと合わせて10%程度の燃費改善効果があると言われています。実際オルタネータの発電はエンジンの出力の10~15%を消費しますから、その分の消費エネルギーが抑制されているということでしょう。

燃費の向上率は10%くらいというとあまり大きな効果に思えないかもしれませんが、オルタネーターで発電しないということは、エンジンの負荷を減らす働きもあります。また燃料の節約分は、CO2等の排出も減るので環境負荷を低減する効果もあります。

アイドリングストップによる燃費効果は、エンジン駆動が不要なアイドリングを辞めてエンジンを停止することで燃料を節約できます。2000ccのエンジンで1時間アイドリングすると約1Lのガソリンを消費しますので、アイドリングストップも積み重なれば大きな節約になります。新型車の場合は回生発電のしくみだけによらず、色々な部分で改良されていますから、エネチャージを搭載した新型車と旧型車では実際のところ30%ほど燃費は向上しているようです。

ハイブリッドの違い

エネチャージとハイブリッドカーを比較する人がよくいます。ハイブリッドカーは減速時のエネルギーを専用バッテリーに充電するのは同じですが、エンジンの他にモーターを搭載し、その充電した電力でモーターを動かして走行します。エネチャージで充電された電力は、冒頭でも説明した通り電装品に使ったり、アイドリングストップ時の電力になるだですので、走行時のエネルギーにはなりません。エネチャージの場合はハイブリッドと違い大きなモーターやインバーターも要らないので、車両の重量は普通の車とほぼ同じ程度です。

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